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リネン ジャケット

 2011-09-10
 最近涼しくなってきて、気持良くジャケットを羽織れる季節になってきた・・・



と、思ったらここ数日また暑くなってきました^^;








 現在製作中のジャケットが中縫いに出してからまだ返ってきておりませんので、




今回は私物のジャケットでもご紹介してみようかと思います。








 日本で裁断を済ませ、ナポリに渡って初めてミシンを使わず作った、というジャケットですが・・・








 こちらです。




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 アイリッシュリネンを使用したベージュのジャケット。





 日本では着ている人は少ないかも知れませんが、向こうではベージュのジャケットを着ている人が結構多かった様な気がします。







 ナポリの石畳の道路と、カラフルな壁の建物、そし鮮やかなブルーの空・・・







 そんなナポリの風景にはこうした軽い仕立てのベージュのジャケットがとてもマッチしていたように思います。







これを着て歩いていると、おしゃれなイタリア人の視線を感じる事が多々・・・







というのは気のせいだったかも知れませんが(笑)









 まだ親方のところで仕立てを100%覚えていない時に作ったものなので、上衿の作りなどは日本の雰囲気が残ってますが、



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 胸のドレープの出方などは、親方に習った成果が出ているかなと。





 この「くにゃっ」とした膨らみの出方が結構気に入ってます(笑)
















 このジャケットの特筆すべき点をひとつ。








 これを言うと、大抵の人が「意外」という反応をされるのですが・・・










 実はこれ、「芯なし」仕立てなのです。



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 数年前からセンツァ・インテルノと呼ばれる芯なしジャケットがよく出回るようになりましたが、





 肩にタスキ皺が出るということで肩に薄い一枚芯を入れてたりして、全くの芯なしというのは少ないようです。








 しかし、これに関しては肩部分はもちろん、身頃部分も完全に芯なしです。


(ラペルの先端部分だけ薄い芯を入れてますが。)





 完全芯なしでキレイに仕立てるには、やはり手縫いの方が向いているかと思います。










 裏はこの様に大見返しを。


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 この身返しが芯地の代わりをするように作ることで、しっかりした服のシルエットが構築されているというわけですね。






 芯なしだと全体にフニャフニャでドレープ云々は度外視・・・というものが多いかと思いますが、




 作り方の工夫&正確な縫製&適切なカッティング 




を追求して作れば、もっと面白い芯なしジャケットが作れる・・・と、私は思っています。












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 芯なし仕立てについて語りだすとかなり長文になりますが・・・




 服作りって、ホントに面白い




 という事ですね。




 




 
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La misteriosa prima prova

 2011-08-07
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Prima prova

 2011-05-29
「プリマ プロ―ヴァ」


 第一の試着という意味で、いわゆる仮縫いになります。


 組み上がりはこちら・・・




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 ウエストシェイプ強めのカッタウェイフロント。



 まあたまにはこんなのも良いかなと…。



 若い人とかはこれくらいが好みでしょうか。








 裾が自然に左右に開くようになっているのを「はしっている」と表現します。

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 実験ということで、ちょっときつめにはしらせてます。

 逆に裾が中央に向かって重なり合うようになっているのは「おがんでいる」と言って、NGです。








 上衿ですが、むこうでは仮縫いの時からこんな感じで本縫い用の地衿を使ってました。

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 ワイルドです。










 袖の落ち着きは…とりあえずまあまあでしょうか。

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 やはり着てみないと分からないということで、ちょっとお恥ずかしいですが試着を^^;



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 裾をはしらせている事で、ボタンを留めると軽く引っ張りじわが出る・・・という狙いです。



好き嫌いあるかと思いますが。








 胸のボリュームもまずまず・・・。


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 やはり服を型紙から起こすのは、無から作りだす事になるので楽しいものです。


 まだまだ全然甘いですが^^;






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Esercizio

 2011-05-28
 突然ですが、少しの間まったく話が変わります。






 これはなにをしているところかというと・・・



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 見ての通り裁断です。



 

 中縫いのフィッティングが終わるまで少し空き時間が出来たので、久しぶりに一から型紙を起こして一着丸縫いしようと思いまして。





 こうした服作りの中で色々実験が出来るので、腕を上げるための貴重な練習になります。










 今までのブログではK氏の裁断したものをただ縫うだけでしたが…











 ラファ二エロが型紙から引いた服はどんなだろう?









 そんな風に思われてる方、いらっしゃるんじゃないでしょうか? いないかっ!!(汗)













 それはともかく、ひと様が裁断した服を縫っててつくづく思うのですが、服の命はやはりカッティングではないかと思います。








 カッティングが悪ければどんなにキレイに縫ってあっても、カッコイイ服・着心地の良い服にはなりません。





 基本的に縫製というのはカッティングの良さをどれだけ100パーセントに近いところまで引き出せるか、ということに尽きるのではないでしょうか。








 その100%の良さに最も近いところまで引き出せる縫製方法が「手縫い」ではないかと思います。





 










 ところで裁断と言えば・・・。




 よく雑誌などでも「ナポリのサルトは型紙を使わない」という記事を目にするかと思います。




 私はイタリアに渡る前は「そんなん出来る奴おる訳ないやろ~?」と、思ってました。






 この話の展開、今までもよくしてきたので大体お分かりかと思いますが・・・






 親方はホントに型紙なしで裁断してました(笑)









 これが証拠写真です。


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 身頃の中央などに縦横の案内線が走っているのが見えると思います。




これが型紙を使わず直接布にパターンを書き込んでいる証拠になります。




型紙を使っていればこんな案内線は必要ありません。








 これを最初見た時はまるでマンガでも見てるみたいでした(笑)






 驚くべきはその速さ。なんの迷いもなく10分足らずで引いてました。






 神技とはこの事を言うのだと思いました。





 ただしかし、絶対に型紙を使わないかというとそういうわけでもありませんでした。



使うとしたら生地の用尺がギリギリで型入れが難しい時に使う、という感じでした。






 今ではこうした直裁ちが出来るサルトも少ないとかなんとか・・・。




 有名サルトでも、お客さんで似た体型の人の型紙を引っ張り出してきて使い回したり・・・なんて事もあるそうです。




 ただ、型紙を使ったらいいものが出来ないのかというと、けっしてそんな事はないというか、むしろそれは逆とも言えるかと思います。






 しかし自分は親方の所に修業に行って、話にだけ聞いていたナポリの伝統的裁断を目にして、いたく感動しました。




この伝説的な神技がこの目で見られて、自分の人生悔いはないと心から思いました。





 ちなみに私は裁断は型紙を使ってます(汗)親方の真似をするにはあと何十年とかかりそうなので…^^;











 話が逸れましたが、切りじつけ終了です。
 

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 はてさて、どんな服になるのやら・・・。








 次回は仮縫い組み立てです。





 いつも作製途中の写真ばかりなのも退屈なので、たまには服になったものを載せてみたいと思います。







 あまり期待せずにお待ち下さい(笑)



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